畑のホオズキカメムシを食べよう。

農耕

皆さん、畑やってますか?いいですよねー。畑。うちも今年の夏は、つるむらさきにトマト、キュウリにオクラ、空心菜などの夏野菜を植え、沢山の収穫を得ることができました。まあでも、苦労はありますよね。土作りから始まり何を植えるかをを悩み、植えたら植えたで堆肥や支柱が必要になり準備をしあーーー大変!!!って時に病気や水不足、雑草でてんやわんや。。それだけ手を加えるので自分で育てた野菜はそれはそれはかわいいのであります。

うちの畑です。世界で一番美しい。うっとり。

中にはこぼれ種や堆肥を作るためのコンポストから芽を出す強者もいて野菜の持つ本来の力に驚かされもします。特に農薬、化学肥料を使わない畑は自然と人間が共生するためのノウハウが詰まっている本当に素晴らしい場なのです。ということでうちの畑も農薬、化学肥料は使ってないのですが、そんな畑でも色んな問題が起こります。あーーーーーたいへんだーーーー!!!!

ある日の事件

今年はコンポストからトマトが一人生えしました。が、よく観察すると無数のカメムシが付いてるではありませんか!!!!問題発生!まあ大変。ツイートしないと!

なんかもう食べる気満々ですねえ。ということで僕の素敵なフォロワー様からこのカメムシが「ホオズキカメムシ」だという事、さらに食べられるという事まで教えていただくことができました。Twitterすげーーーーー。(本当にありがとうございました)

畝のトマトにはついてないし、もしかしてコンポストのトマトがバンカープランツになってカメムシの侵略を食い止めてくれてるのかしら!?なんて感動していたのですが、普通に畝のトマトにも付き始めました。もしかしたら、コンポストの養分を吸いすぎたトマトがホオズキカメムシを呼び寄せる→個体数が増える→畝のトマトに飛び火という最悪のパターンの可能性すらありますね。。

くそーーーーー!!!!僕のかわいいトマトちゃんを食べるなんて許せない!!!食ってやる!!(八つ当たり)

ホオズキカメムシを食べよう

食ってやりましょう。まず、採集の仕方なのですが感動するくらい簡単。そして楽しいです。ホオズキカメムシは大抵茎の根元から15cmくらいに集中的に集まっています。その下に器を差し入れ茎を叩いて揺さぶるとその振動を鳥などの天敵と勘違いしたカメムシは茎から足を離しわざと落下するのです。どうです。大漁でしょう。

因みにこれを毎日繰り返すとカメムシの数は徐々に減りついには絶滅に至り、完全勝利を収めました。ここ、テストに出ますよ。

皆さんカメムシというと、どんな匂いを想像しますか?あの何とも言えないパクチー臭ですよね。こっちの人はクサ虫と呼んでいます。まんま臭いからですね。(パクチー好きの人には申し訳ありません)これがホオズキカメムシの場合、青リンゴのような、甘く清々しい匂いがするのです。ちょっと青リンゴは言い過ぎかもしれませんが、いい匂いの分類に入れてもギリギリ許されるのではないのでしょうか。

その匂いを胸いっぱいに吸い込み「これは食べ物なんだ」と言い聞かせマインドセットを無理やり捻じ曲げます。そう、カメムシは食べ物です。

熱湯に放り込みました。開いた羽から腹部背中側のホオズキ色がちらっと見え、非常に美しいですね。カメムシは食べ物なので、この時点で少しおいしそうにも見えます(見えません)

3分くらいでしょうか。ゆであがりました。匂いは特にありません。食べてみましょう。折角なので大きいのから、いっただっきまあーーーーす!!!!!

カリッ…ジャリジャリ……

ウッ・・・食感悪すぎ・・・。繊維質で歯切れのすこぶる悪いエビの殻ですね。

中身はクリーム状で、うん。やっぱりフルーティーだ!!!!そして胴体の部分にピリッと激辛大根に似た辛味がありますねー。鼻から抜ける香りも控えめだけど「青リンゴォ~」て感じがあって面白いです。

食べ進めていくうちに気が付いたのですが、小さいホオズキカメムシはフルーティーな香りがなく、ナッツのような味がします。辛味も感じません。味だけで旨い不味いを判断するなら旨い側でしょう。

ということで、ちょっとアレンジしてみよー。

揚げました。見た目は焦げた虫です。旨そうですね。上は砂糖をまぶし、下のには塩をまぶしております。まず、砂糖まぶしからいただきまーす!!

カリッ…カリカリ…

うん。食感は焼いたエビの頭の皮!口の中に残るなぁ・・・。
味は普通に揚げた虫ですね~。揚げたエビの殻ってやつです。フルーティーな香りに甘みと油で激ウマになる予定だったのに香りは飛んでしまったのか。食べやすいけど、もったいねーーーー!!!!
塩味のほうが合いますね。塩の味おかげで多少うま味も感じます。

食べてからしばらくたつと、口に残ったカメムシの外骨格が歯ぐきからこんにちは。「あれっ、いつエビ食べたっけ」と悩むことができました。

う~ん。茹でだと食感が悪すぎて、揚げだと無個性。なんか香りだけ楽しむ方法はないかなー。という事で、茹でたカメムシを焼酎に漬けといてみました。

おっ!ホオズキカメムシのチャームポイントの羽裏の赤が活かせました。優しい赤が目に気持ち良いですね。え、毒々しい?そんな馬鹿なぁ!
コップ半分の焼酎に丸一日漬け、炭酸で割りました。残念ながらカメムシが入ったままだと飲みにくいので写真を撮った後にカメムシは取りました。これなら人に飲ませてもバレません。(冗談です)

飲んでみました。面白いです。ちゃんとホオズキカメムシフレーバーが染み出していたようで例の青リンゴのような香りがありますね。でも天然の香りではなく人工香料のような香りです。梨水っていう紙パックに入ってるジュースがあるじゃないですか?あれってかなりズレた梨風味だと思うんですよね。それと同じくらいズレてます。かなりズレた青リンゴの人工香料で香りをつけた青リンゴサワーです。元が天然とはいえすべては化学式の上で成り立っているんだなあと深く感じることができました。おいしかったよ!

まとめ

という事で、ホオズキカメムシ食べてみました。面白い味で、もっと活かしようがありそうなので、来年のホオズキカメムシシーズンにまた食べると思います。次はチョコレートまぶしをやってみたいなあ。

また、この虫は利点が多いですね。

・畑で簡単に採取することができる。
・採取と駆除を兼ねている。
・食べられる。

あ、もしかしてホオズキカメムシって、益虫なのかな??(錯乱)

いやあ、素晴らしい。だって、どうせ駆除はするんだぜ?駆除で使ったカロリーが駆除対象で摂取できるってすごい。このメリットを享受できるのも、うちの畑が無農薬で僕が虫を食べられるからなんですよね。農薬がかかってる虫は食べたくないし、そもそも虫が付かない。虫じゃなくたって他にもこういう例ってたくさんあると思うんですよね。

あなたはたった一つの物を効率的に得るために他の物全てを犠牲にしていませんか??自分の人生縛りプレイしてませんか???

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